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セブンイレブン:コーヒーかすを再利用

7 Jun 2017 ブログ

セブンカフェ

 

 

 

 

 

 

 

 

テラーメイトの現金カウンターはコンビニエンスストアさんに多くご導入いただいています。

そのコンビニエンスストアで出勤途中にコーヒーを買う、という人、増えていませんか?
このコンビニコーヒーの登場は、一時落ち込んだ国内のコーヒー需要をグッと伸ばしているようです。
2011年にローソン、2012年にはファミリーマートがカフェラテの販売を開始しましたが、2013年にセブン-イレブンが「セブンカフェ」事業を開始したことで、一気にコーヒーの国内需要が増えました。全日本コーヒー協会の日本のコーヒー需給表によりますと、2011年時点で420,932トンだったコーヒーの国内消費が、2013年には446,392トン(増加率6%)に。さらに2016年には472,535トンと、コーヒーの国内消費が2011年から5年間で、12%以上増えていることがわかります。

コーヒーの消費が増えると同時に増えるのは「コーヒーかす」です。

5月29日に株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、「セブンカフェのコーヒーかすをリサイクルした消臭除菌剤」を6月8日より店舗用清掃用品として導入することを発表しました。年間10億杯のコーヒーを販売している「セブンカフェ」で発生する「コーヒーかす」から抽出される消臭成分「コーヒー酸」や「キナ酸」などに注目し、本製品を開発した、と同社は発表しています。廃棄物となっていた「コーヒーかす」を再使用し、店舗用清掃用品として再資源化することで、廃棄物を減らす、画期的な取り組みです。

経済産業省は環境と経済が両立した循環型社会を目指した取り組みを推進しており、セブン-イレブン・ジャパンもCSRの一環として、様々な環境への取り組みを行っています。今回の開発は、持続可能な社会の実現に向けた同社の先進的な取り組みの一つです。地域社会と密接なつながりのあるコンビニエンスストア。持続可能な社会実現に向けて真摯に取り組む、同社の姿勢が伝わってくるニュースでした。

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