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キャッシュレス時代のレジ回り機器選定

16 Mar 2018 ブログ

キャッシュレスと支払い

「キャッシュレス」という言葉を見かけない日は少なくなりました。
特に都市部においてはキャッシュレス化が進んでおり、ここからさらにキャッシュレス化が進んでいくと思われます。
現金の流通は減る傾向にありますが、現金を町中で全く見かけない日はやってくるのでしょうか。
2017年8月に経済産業省が発表した「キャッシュレスの現状と推進」レポートによりますと、2015年時点での日本のキャッシュレス比率は18%で韓国の54%、中国の55%、米国の41%と比較しても大きく下回ります。実際にクレジットカードで支払いをしようとしても、「クレジットカードでの支払いは3,000円以上からでお願いしております」や「現金のみご使用いただけます」など、断れた経験のある方も多いのではないでしょうか?
キャッシュレス化を進めるにもキャッシュレス対応機器の購入などの投資が必要になります。またクレジットカード決済費用など店舗運営側への負担がある中で、簡単にはキャッシュレスへの舵を切れない現状があるようです。

 

消費者が見るキャッシュレス

 

キャッシュレス化が進む現状を消費者はどう見ているかという点に目を向けてみましょう。博報堂生活総合研究所が2017年12月に発表したキャッシュレス社会に関するアンケート調査結果によりますと、キャッシュレス社会に賛成と回答したのは、48.6%でキャッシュレス社会にならない方がいいと回答した51.4%を下回っています。
同調査によりますと、キャッシュレス社会に反対の理由は「浪費しそう」「現金は必要」「犯罪が多発しそう」などが挙げられています。
また、女性の61.5%がキャッシュレス化に抵抗があると回答しています。
このような結果からみても、テラーメイトはキャッシュレス化は進んでも、現金がなくなることはないと考えます。
ただ、店舗における現金取り扱い量は減っていくことが予想されます。

 

高額な現金処理機器への投資

 

悩ましいのは、このような現状を踏まえたレジ回り機器の選定です。流動的な状況下で、機器導入を決定しなければいけない店舗運営やIT担当の方は頭を悩ませているのではないでしょうか。現金が減っていくのであれば、高額な現金処理機器への投資が難しくなります。
とはいえ、まだまだ現金での支払いは多いのが現状です。
どのような現金管理方法を選定をするべきなのか、非常に悩ましい現状です。

 

セミオートタイプの現金カウンターに注目

 

先日行われたリテールテック2018で高額な現金処理機器への投資を悩まれている方に注目を浴びていたのがセミオートタイプの現金カウント機です。
291mm x 152mm x 166mmと小型の現金カウンターは、重さで現金を計る機械のため、機械の指示に従い、金種ごとに現金を載せていくだけで瞬時に総額を表示。バッテリー対応のため、片手で簡単に持ち運びができます。
レジの横に持っていき、売上金の点検精算作業をおこなう際や複数レジの集計作業を行う際、また、バックオフィスで釣銭や銀行預入金を準備する際にも使用可能です。スタンドアロンタイプなので、システム構築費などは不要。電源を入れるだけですぐに使用できます。誰が担当してもレジ点検・精算作業が1分で完了できるので、レジ点検・精算にかかる作業時間を標準化することができます。
こういった簡易タイプのレジ回り機器であれば、現金取り扱い量がまだまだ多い現状でもお使いいただけるのはもちろん、現金の流通が減ってきた際にも変わらずお使いいただけます。現在の現金取り扱い量だけでなく、将来の現金取り扱い量を見越した上で賢い機器選択をすることが求められるいま、レジ回り機器の選定の際には、セミオートタイプの現金カウンターを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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